ファッションファブリック

Karl Karl-KS®

新感覚ウール調合繊素材

開発の経緯

合成繊維を中⼼に、⾼感性・⾼機能素材の開発に⻑ける⼩松精練と、ウール・綿といった天然繊維から合成繊維まで様々な原料を使⽤し、⾼品質な糸・⽣地製品を展開する(株)I.S.Tの⽇興テキスタイル事業部は、
相互に市場に新しい価値を⽣み出す新商品開発に取り組んでおりました。
2014年の夏、I.S.T日興テキスタイル事業部が既にウール素材の差別化商品として販売展開するエアリー特殊素材「Karl Karl®(カール・カール)」の更なる⽤途開発を視野に⼊れ、ポリエステル版の開発を進めている中、新たな差別化合繊素材の開発に向けて糸段階からの開発を模索していた⼩松精練との目論⾒と合致し、両社の強みを活かした共同開発をスタートさせました。
⽇興テキスタイルの紡績技術と⼩松精練の⾼次後加⼯技術を融合させ、試⾏錯誤を繰り返し、合繊でありながら、まるでウールを思わせる質感と風合いを兼ね備えたプロトタイプが完成。このプロトタイプの評価を得るために、⼩松精練が2015年7⽉にフランス・パリで開催した個展や9⽉に同地で開催された「プルミエール・ヴィジョン」で覆⾯出展しました。ウール素材の本場である欧州市場での反応は極めて⾼く、世界的に有名なトップメゾンやアウトドアブランドから量産契約や⼤型契約の引き合いを取り付けるなど、予想を上回る⾼い評価に確かな⼿応えを得ました。この評価を受け、量産体制に向けての準備が整い、この度、新ブランド「Karl Karl-KS」を⽴ち上げ、国内外に2016-17年秋冬シーズンをターゲットに、本格販売を開始し、両社の新しい事業モデルとして展開いたします。また、⼩松精練では既に島精機製作所の最新ホールガーメントの設備も導⼊し、差別化製品染めである「染料役者」との組み合わせで、テキスタイル販売のみならず最終製品販売の拡充も図っていきます。

『Karl Karl-KS®』の商品特⻑

I.S.Tの⽇興テキスタイル事業部が独⾃に開発し販売展開するエアリー特殊素材「カール・カール」は、ウール原料を特殊紡績技術により糸の構造を⼤きく膨らませることで、ボリューム感があり、風合いが柔らかく、従来のウール素材と⽐べ30%の軽量化を実現した画期的な紡績技術です。その基礎技術を応⽤し、ウール原料からポリエステル原料使⽤での技術確⽴に成功。⼩松精練の加⼯技術と融合することによって従来の「カール・カール」の特⻑を活かした新感覚のウール調合繊素材「Karl Karl-KS®」が誕⽣しました。

①軽量&ボリューム感

ウール素材の「カール・カール」と同様に、「Karl Karl-KS®」は従来のポリエステルと⽐べ約3割の軽量化に成功。合繊でありながらまるでウールのような温かみのあるボリューム感とふんわりとした柔らかい風合いが特⻑です。

●参考資料(カール・カールと通常紡績糸(ウール糸)との⽐較)

<構造(糸の束でのボリュームの違い)>
<構造(糸の束でのボリュームの違い)>

<軽さ>
<軽さ>

②暖かさ

構造上、糸の内部に多くの空気層を含みます。これにより「非常に軽量でありながら暖かい」という現在のトレンドに合致したアイテムを実現できます。

③ソフト感&スポンジーな弾⼒性

糸が持ちあわせる適度な伸縮性と空気を含む構造から、スポンジーな弾⼒性を持ち、とても柔らかい風合いの⽣地を作り出すことができます。

④イージーケア

合成繊維を使⽤することから従来の「カール・カール」と⽐べ、寸法安定性に優れ「家庭洗濯が可能」「速乾性」「防シワ性」という特⻑があります。ファッション分野のみならず、今後、ウール素材で展開しきれていなかったスポーツ分野や、リビング・寝装分野への導⼊が期待されます。

⑤多様な付帯加⼯が可能

ウール素材の「カール・カール」と同様に、「Karl Karl-KS®」は従来のポリエステルと⽐べ約3割の軽量化に成功。合繊でありながらまるでウールのような温かみのあるボリューム感とふんわりとした柔らかい風合いが特⻑です。

<後加⼯例>
・光沢加⼯    ・透湿防⽔加⼯
・プリーツ加⼯  ・形状保持加⼯
・撥⽔加⼯    ・吸⽔加⼯
・蓄熱保温加⼯  ・抗菌  ・防臭加⼯  etc

プリーツ加⼯
プリーツ加⼯

ブランドロゴ

ブランドロゴ

⽤途展開

ファッション⾐料、スポーツ⾐料、インテリア全般、鞄、etc

特許

紡績技術における特許はI.S.Tにおいて取得済(関連特許は4件取得済)

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